テレビ金沢

金沢の伝統料理の巻

金沢観光ボランティアガイドまいどさんが金沢市の近江町市場で富山県氷見市からの女性観光客二人組に話を聞きました。

まいどさん: 「金沢にいらっしゃった目的は？」
女性観光客: 「おいしいものを食べに来ました」
まいどさん: 「もう何か食べたのかな？」
女性観光客: 「ホタテとか海産物をいただきました」

まいどさんの金沢クイズ

金沢の伝統料理である「オランダ煮」のおもな食材は何でしょうか？

女性観光客: 「ダイコンだと思う」

まいどさん: 「残念！オランダ煮のおもな食材は加賀野菜のナスでした」

金沢で古くから食べられている「オランダ煮」。江戸時代にオランダから長崎の出島を通じて全国に伝わったことから「西洋風の」という意味合いでこの名前が付いたと伝わっています。※諸説あります
金沢の「オランダ煮」は加賀野菜のひとつである「ヘタ紫なす」を揚げたり、炒めたりした後に甘辛い出汁で煮ます。
旬は夏から中秋の頃とされ、煮崩れさせず、はちきれそうに締まったナスの持ち味を生かすには「ヘタ紫なす」が適しているそうです