木像を抱える不思議な旅人です。タイに染色技術の指導で出張されたご主人から船便で送られたもの。ミステリアスな大聖寺地方町。

2025.01.27 放送
加賀市大聖寺地方町
数藤さんの玄関で発見したもの。ご主人からのタイ土産の重い木像。捨てる前のダイコンの葉っぱ。奥様は「どうしてこんなものを」の表情。
「ここを行くとシイタケ屋さんがある」貴重な町の情報を頂きました。奥様は栃木、旦那様は新潟のご出身。旦那の仕事の縁で加賀に住んで50年。
雨の中をずいぶん歩いて発見したのは「農業生産法人・大宗」の看板。確かに大きなシイタケのイラストが。ここから右手の坂道をまだ上ります。
工場のような建築物が見えてきました。木材を削ったおがくずのようなものが山になっている様子も見えました。シイタケ栽培と関係があるのですか。
「大宗」の東谷香さんにうかがいました。「菌床用の『おが粉』を作っています」いまではキノコ栽培は、原木を使うより種菌を混ぜたブロックでの出荷が主流。
わずかながら原木栽培もしています。大きくなり過ぎた「おばけシイタケ」を採らせてもらい、自宅で焼きました。歯応えも味も抜群の、おいしさでした。
「Z-ONE」という会社の名前の由来は?「自分の『ゾーン』で『NO.1』になる」建築業の中川さんが夢を語ります。ご自宅そのものが、夢を形にしたもの。
無垢材を中心に木のぬくもりを大切に。素足でも温かい床。柱や机も無垢材。分かった。ご家族が「NO.1」なのだ!家ごとの愛に気付く、地方町の旅でした。