黄色い幟旗がはためく、「営業中」のお店です。
「邑田商店」と読めますが何屋さんなのかは不明。
輪島市新橋通の旅です。
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黄色い幟旗がはためく、「営業中」のお店です。
「邑田商店」と読めますが何屋さんなのかは不明。
輪島市新橋通の旅です。
店の扉の前の黄色いかごに何種類もの鎌があります。
金物屋さん、なのですか?「富士之誉印」も気になる。
「いんにくあり 邑田製」風格ある木製の看板。
日用品全般を扱います。元の店舗は全壊で解体。
プレハブで営業を続けます。
常連のお客様が合流、小上がりで話が弾みます。
常連の光代さんの手土産は御菓子司杉平のパイ饅頭。
「私、もう行くわね」「いや、居て下さい」
両側から引き戻します。
「自分でできることは自分で」
藤田健市さんは自宅の塗装。
地震のあとの水害でこちらも浸水被害がありました。
玄関には35年前のバイクも。パンクなどは自分で修理。
お店も近くにないし、愛車の整備も趣味のうち。
災害の前のように、自由なツーリングが夢。
お仕事中に声を掛けてくれた食品店を営む石部雅治さん。
商品の配達の途中でした。店舗は全壊で、解体撤去。
とりあえず倉庫で営業中。
「時間が違うんじゃない」
番組をよくご覧になっているお母様・和子さんのご指摘。
いいえ、放送は夕方ですが取材は、日中やっています。
和子さんが持ってきたのは「玉ゆべしやよ」
やはり御菓子司杉平の商品。この優しさが輪島流です。
杉平さんも気になります。
「食料品は家族の共同作業」
それが和子さんの哲学です。店の家族が元気であること。
皆が輪になっていること。
店名「マミーマート石部」は、問屋さんの案とのことですが
和子さんが方針を決めます。
何屋さんか分かりません。
看板もありません。
外から確認できるのは鮮やかなタオルの文字。
「頑張らんかいね輪島」
「包装資材を扱っています」
三辻商店の三辻敬さん。
お惣菜やお弁当の容器、タオルの印刷も手掛けます。
店の看板がない理由は「水害で流されました」
壁の多くの白黒写真は昭和の2つの水害の記録。
屋根に避難する人。腰まで水に浸かった人。
「歴史を伝えたくて、16年前に貼りました」
1963年の「復興祭」。空を彩る賑やかな吹き流し。
水害から4年の活気です。輪島市民のたくましい日常。
2024年の災害の前からずっと掲示してきました。
「しっかりふるさとを守るのが大事かな、と思います」
傷つき、打ちのめされても町をやり直してきた人たち。
それが輪島の人たちです。
「頑張らんかいね能登」タオルを持って歩きます。
簡単ではない復旧復興。歩みは遅くても一歩ずつ。
私も踏み締めて歩きます。輪島市新橋通の道を。