お読みになれますか?鳳至町(ふげしまち)の
鳳至丁(ほうしちょう)。
同じ文字で読みが違う。トラップのような町名。
今回の旅はこの町の周辺。
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お読みになれますか?鳳至町(ふげしまち)の
鳳至丁(ほうしちょう)。
同じ文字で読みが違う。トラップのような町名。
今回の旅はこの町の周辺。
ガス屋さんの田中さん。
請求書を配達して歩きます。
元あった家が無くなっていて「てんどりまんどり」しながら。
何とかして、くらいの意味。
下町(しもまち)で会った理髪店の大積亨さん。目の前の長徳寺は全壊。
お店は「準半壊」ですが、頑張って営業中です。
子ども客は減りました。
はさみを見せてもらいます。
「これはスキばさみ。これは『ケタバカン』作ったり」
ディレクターに耳打ち。
「フランス語かな?ケ・タヴァカン」
「毛束感、ですよ」
毛先がまとまった状態にするヘアスタイルの一種です。
髪を束で数えたことがなくフランスの業界用語のように聞こえた誉でした。
井戸端会議の山下規子さん。
ずいぶん長い立ち話。
誉が話しかけて驚かせたのでご主人用のプリンが、形崩れしそうになりました。
地震でひびが入った壁は規子さんがテープで補修。
長押が緩んで下がると、戸が開閉できなくなるので補強のためのつっかえ棒も。
年中、玄関にしめ縄が。
漁師さんの家の風習だそう。
奥津比咩神社に参拝して海の安全を祈願する証し。
小岩さんのお宅にもしめ縄。
やはり漁師さんのお宅です。
約12年前に耐震補強して、去年は全壊を免れました。
「魚は少ないけれど、ヤナギバチメが獲れます。
当然、食卓にも新鮮な魚が。
「ノドグロは、目立っておいしいことはないね。
ヤナギバチメの方がいい」
鳳至町鳳至丁出身の女性。
覚え立ての言葉について。
「てんどりまんどり?知らないです。ケ・タヴァカン?聞いたことないです」
良かった。誉だけじゃない。
18年前に訪ねた住吉神社。
歴史は古く、本殿は200年、鳥居は300年と言われます。
倒壊した残骸が痛々しい。
宮司の奥様、浅井直美さん。
玄関にバットがある理由は?
宮司の弟さんは金沢高校の名将・浅井純哉監督という、野球一家だそうです。
宮司の浅井則家さんご帰宅。
長男はバスケットボール、次男は野球で活躍しました。
お二人とも成人したので写真などは処分予定ですが「処分しないでくださいよ」
仮想野球をやってみました。
宮司・浅井さん:バッター
旅人・誉:ピッチャー
鋭いスイングで、打球はバックスクリーンへ。
「柱が折れて前へ倒れた」
壁のように見えますが全壊の本殿の屋根部分。
再建には時間も費用も課題。
町の人の心のよりどころ。
参道の正面には、いろは橋。
その向こうは朝市です。
正月には正面から初日の出。
見渡す限り被災地ですが、必ず日はまた昇ります。
この鳳至町鳳至丁に