「一青」と書いて「ひとと」です。
そしてここは「踊場」のバス停。
この広場で踊るのですか?
踊ってみると的外れの予感。
中能登町一青踊場の旅路。
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「一青」と書いて「ひとと」です。
そしてここは「踊場」のバス停。
この広場で踊るのですか?
踊ってみると的外れの予感。
中能登町一青踊場の旅路。
近所の川縁達郎さんによると盆踊りや獅子舞ができる広い場所を「踊場」と呼ぶそう。
町の踊り「とりや音頭」についてはお隣の上田さんが詳しいとのこと。
上田俊紀さんも盆踊りをしたそう。
奥様・由香里さんによると、「踊りが難しいので、ちょっと」
昔踊っていたことがあっても、忘れられている様子。
川縁さんのお宅に戻ると、学校のイベントで踊ったときの
写真を見せてくれました。
奥様・知恵子さんの姿も。しかし今は自信なさそうです。
カーネーション、バラ、ベゴニア…
お宅の前は花でいっぱいです。
知恵子さんがお子さんから母の日にもらった花を増やしました。
上田さんのお宅に戻ると、貴重な資料を探してくれていました。
「能登とりや音頭」のカセットテープ。
しかし再生するデッキがありません。
グループホーム「一青の家」へ。
岡島美恵さんによると、「とりや音頭はみんな知っています。
こんな手招きをするんです。
テープも再生できるけれど、詳しい人を呼びますよ」
「一青ふれあい館」へ。
地域の公民館的な施設です。
岡島さんが踊れる人を呼んでくれて、ここに集まることになりました。
敬老会、盆踊りで踊ったとのこと。
「とりや音頭」指導係の方々。
旧鳥屋町時代にできた踊りで、男踊りと女踊りがあるそうです。
合併して中能登町になったら踊る機会がなくなりました。
ついに「とりや音頭」の実演!
男踊り…澤井光子先生。手は拳、足を広めに、勇壮に。
女踊り…長谷川恵美子さん。
手をそろえ、曲線的に、優美に。
♪さあさおいでよとりやの町へ♪
先週は「黒氏」、今週は「一青」。
このお宅は青い花と青いバケツ。
表札の名字は「青井」さん。呼び鈴のボタンは青色。
お訪ねしてみましょう。
青井さんのリビングの天井から吊り下げられた「黄色いブランコ」。
知枝さんの孫・一志さんのためご主人・治範さんが取り付けたもの。
一志さんは金沢の高校までの遠い道のりを、毎日通っています。
金沢で下宿するより、家族と一緒に。今は地震の研究に関心があるそう。
将来、故郷の安全のために働くかも。
中能登町一青の交差点すぐそばに有名な酒蔵、鳥屋酒造があります。
「こちらで醸造していますか」
「この上です。上がってみます?」
昭和33年8月5日の日付のタンク。
蔵の歴史は105年です。
店舗の間口から想像できないほど、工場内は奥行きが長い斜面を上るように見学していきます。
小学生の算数の宿題ですか?
いいえ、絞って出た酒かすの記録。
チョークで残されているのは、職人さんの昨年末からの仕事の跡。
「まだまだですね」
地震からの復興は道半ば。
まずは地元石川の人にこそ、この蔵の「池月」「一青」を飲んでもらいたい。
青は「友情」の青。「人情」の青。
中能登町一青の旅でした。