鞍掛山が色打掛をまとったよう。初冬の加賀は静かに雪に備えます。リクエストをいただいて訪ねます。ここは、加賀市小坂町。
加賀市小坂町
「リクエストをくれた治下さん?」「あ、そうです」やりとりの間も存在感を放つのが巨大なクマの飾りつけです。。
「建設業のイメージを良くしたい」と祐樹さん・貴宏さん兄弟が、設置。クリスマス時期にはトナカイも。ハロウィーンにはガイコツ展示も。
兄弟の宝物は、祖父・武雄さんの軍靴。戦後、シベリア抑留からこの靴で帰国し、2日休んだだけで、働き始めました。「これを見ると、頑張ろうと思います」
リクエストの理由のひとつだったのが、「誉のことを知っている従業員」。門川直之さんはバンドのボーカリスト。音楽やコーヒーを愛する点が誉と共通。
貴宏さんご紹介の田中ひろ子さん。「すごい人に会った」と感嘆しきり。漬物の様子を見に外に出たところ、誉と鉢合わせしました。
納屋のポリバケツに平仮名の「ぴ」。 「ピーマン収穫用」という誉の予想はハズレ。息子・昇治さん経営の、花を扱う会社の社名が「ぴくせる」で、その頭文字でした。
お嫁さん・さゆりさんが合流しました。誉を見て第一声は「あー、すごい!」この町の人は、誉が何もしなくても「すごい」と言ってくれるのがすごい。
山田久信さんの築100年のお宅を訪問。土間だった玄関ホールをフローリングに。そこだけで普通のリビングくらいの広さ。広間はこの奥と聞いて、お邪魔します。
和室の四区画を合わせると32畳!帯戸の奥は床の間が見渡せました。手前の洋間は30畳で、合計62畳。全部使ったのは、お父様のお葬式。
「結婚式で使いませんでしたか?」「6人姉妹で、5人がお嫁に行ったので、こちらでは披露宴しませんでした」末の信子さんがお婿さんを迎えました。
石田さんのお宅の玄関の庇です。黒い輪のように見えるのは、磁石!渡り鳥の体には方位磁石的な機能があり磁場があると寄り付かなくなるそう。
一方、ガレージの方はツバメのために営巣用の足場を屋根に取り付けます。旅立ちの際、電線にツバメが整列します。「ありがとう」と言うかのように。
小坂町の八幡神社のお祭りの恒例行事。住民総出で「幟起こし」をします。手作業で立てる剣旗は、地域の誇り。熱く温かい町、加賀市小坂町でした。




