6月20日(日) 7:00〜7:30
シリーズ・石川わがまち代表④
『極上の着心地~盛夏の着物・能登上布~』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
およそ2000年前には崇神天皇の皇女が現在の中能登地区に滞在し糸を作って地元の女性に教えた機織が起源と言われる能登上布。江戸時代には現在の滋賀県から職人を招き、より高度な技術を導入、昭和の初期には麻織物の生産高で中能登地区が全国一を誇りました。しかし戦後、着物需要がどんどん減少、最盛期120軒以上もあった織元は現在1軒。石川の希少伝統産業「能登上布」は1軒となった織元と中能登町の「能登上布会館」で、その技が受け継がれています。
サラッとした手触り。「セミの羽」とも例えられる盛夏の着物。希少な存在となった現在、その丈夫さと涼しさから、新たな可能性が見出されています。ふるさとの手仕事、その美と技とは・・・
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀