7月31日(日)7:00〜7:30
シリーズ・知られざる石川⑥
『大地のふしぎ ~白山の水のチカラ~』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
日本三名山のひとつ白山から日本海へと注がれる水。全長72kmの手取川はかつて「暴れ川」と呼ばれていました。記憶に新しい昭和9年の「手取川大洪水」では手取川の支流・宮谷から高さ19m・直径16mの大きな岩が約3km流されました。「百万貫の岩」です。
水は砂や石と運ぶことで大地を削り、人間からすると気の遠くなるような年月をかけて大地を変化させていきます。白山やその周辺には水のチカラで形成された特徴的な地形がたくさんあるのです。
約8kmつづく「手取峡谷」は20~30mの絶壁が見られる場所。約1万年の歳月で今の形になりました。また「手取川扇状地」は川が運んできた砂や石が溜まることで出来たものです。
普段何気なく見ている風景は自然によって作られた様々なストーリーがあります。今回は白山ろくの自然が作り出した地形を訪ねながら、大地の謎と私たちの暮らしとの関わりを探っていきます。
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀