3月5日(日) 7:00〜7:30
シリーズ・未来を創る人たち⑦
『ジビエを生かす ~女性ハンター・狩女の会~』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
シングルマザーのジビエ富士子さん(本名:福岡富士子さん)は40代で狩猟免許を取得し、白山ろくから奥能登・穴水町に移住した後も、ジビエを使った商品開発や普及活動に汗を流しています。免許を取得したばかりのころ、石川県内に女性のハンターは20名ほどでしたが、お互いの悩みを解消しようと「狩女の会」を立ち上げました。
会では捨てられてしまうジビエの有効活用を促進するため商品開発にチャンレンジしていきます。第1段のレトルトカレー「カ・リージョ」はイノシシ肉をひき肉してたっぷりと加えたもの。以後、ソーセージなど幅広い活用法を作り出しています。
近年、能登にまで生息範囲を広げてきたイノシシやニホンジカ。獣害対策で箱わなにかかった命を無駄なく使おうと、狩女のメンバーは日々、先輩たちに学びながら活動しています。
またジビエふじこさんは「皮」から「革」へと革細工の材料にも活かしています。「イノシシ」と「シカ」、「石川」にちなんで名づけられた「isica(イシカ)」のブランドで革製品を作り、革細工教室でもジビエの有効活用を広めています。
女性ならではの目線、「女性だから出来ること」を合言葉に奮闘する女性ハンターたちの想いに迫ります。
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀