8月1日(日) 7:00〜7:30
シリーズ・かがやく石川の文化⑤
『ふるさとの山~深田久弥と白山~』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
石川県を代表する霊峰白山(標高2702m)。ことし生誕120年を迎える随筆家で登山家の深田久弥(加賀市出身)にとっても大切な「ふるさとの山」です。
「人は誰でもこころの山を持っている。私にはそれが白山だった」
少年時代から近所の山へ出かけ、白山を仰ぎ見る日々。久弥にとって白山は憧れの存在だったのでしょう。「日本百名山」の著書により登山ブームに一役買った久弥ですが、随筆のみならず地元大聖寺や白山を詠んだ俳句が370句あることは意外に知られていません。
また白山を中心とする「白山手取川ジオパーク」はことし5月にユネスコ世界ジオパークにも認定され、大地が作り出した特徴的な地形や豊かな自然と人の営みとの関わりが注目を集めています。久弥にとって白山はどれだけの心の拠り所だったのでしょうか。
久弥の貴重な遺品や山の資料を所蔵する「山の文化館」を訪ねながら、久弥の白山への想いをひもとき私たち県民と白山との関わり・文化についても学びます。
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀