このページでは、テレビ金沢の番組審議会の模様をお知らせしています。
審議会は、番組の質の向上などを図るために、放送法で設置が決められているものです。
第241回 番組審議会
- ●開催日時
- 平成27年3月26日(木)午後3時30分~4時30分
- ●場 所
- テレビ金沢 会議室
- ●議 題
- 『五木寛之の新金沢百景~街の灯り~』
平成27年2月21日(土)午後3時~3時55分放送
●意 見(要旨)
○場所の紹介で現存しない建物が入っていた。古い映像を使ったからと思われるが、撮り直したほうが良かったのではないか。
○金沢市の「夜間景観形成条例」に、環境に配慮という言葉がある。金沢市の都市照明が、それを踏まえたものであるという説明がほしかった。
○金沢のライティングスポットが、これだけあることを知らなかった。また陰影の美しさに触れる五木さんの言葉は印象に残る。
○金沢市が都市照明の世界的な賞であるシティ・ピープル・ライトアワードに、国内初の受賞となったことは素晴らしいと思う。
○夜景のライトアップだけでなく、加賀藩のろうそくづくりや常夜灯の位置など、石川の歴史に触れた灯りの紹介になっていることが勉強になった。
○光と影、新規と懐古、現代と昔といった二面性や灯りを通した文化を見るような感想を持った。
○画面転換が非常に早く、スピード感を与える反面、詰め込みすぎのきらいがある。もう少し絞って1カ所を長めにする設定がよかったのではないか。
○新幹線の影響で日帰り出張の機会が増えると思う。金沢での泊を伴うようにするため、魅力ある見所を増やすなどの工夫が必要になる。
○照明デザイナーの石井幹子さんと近田玲子さんの存在もそうだが、全体の構図が二元的な東京対金沢である。番組の創作意図がそこにあったのか。
【出席者】
根本 博、神谷ますみ、中川 衛、林 隆信、築田 和夫、大森 亜紀、藤舎 眞衣
(以上審議委員、順不同)
稲垣 渉、黒河内 豊、神成 尚亮、谷村 和宏、本 秀一、蔵 宏太朗、小西 金宗
(以上テレビ金沢)