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番組審議会

このページでは、テレビ金沢の番組審議会の模様をお知らせしています。
審議会は、番組の質の向上などを図るために、放送法で設置が決められているものです。

第288回 番組審議会

●開催日時
令和元年11月26日(火)午後3時30分~4時30分
●場  所
テレビ金沢 会議室
●議  題
『新金沢百景 ~城下町の現代建築~』
令和元年10月26日(土)午後3時00分~3時55分放送

●意  見(要旨)

○画一的な近代化でなく個性的な近代化、現代の建築へと、その時々の視点が言葉で提示され視聴者に分かりやすかった。

○学識者の言葉の中から必要部分だけ切り取る番組が多い中、この番組は言葉と映像をリンクさせ、学識者の観点を大事にしている。

○共通点があるようで無秩序、秩序のようで無秩序なモザイク模様の建築様式をどのように見るか、番組で詳しく説明されていた。

○五木寛之氏の冒頭の導入は、「城下町の現代建築」の趣旨を明確に伝えている。歴史や伝統と現代建築をどう調和させるかが示唆されていた。
   
○「城下町と現代建築」のタイトルに興味をそそられる。日本古来の陰翳の存在を認め、それとの対比の中で映える美しさに美意識の原点があると思う。

○北座敷の価値観は他の地域では珍しいと思う。地域の風土ならではの街並み、間取りの工夫について知る機会を提供する意味がある。

○町家をコンセプトとしつつ、自然と文化が融合した住宅団地は量を重視した画一的な団地と違い、詩的情緒が漂い、質が高い。このような団地が増えると面白いと思った。

○谷口記念館は外観、内観ともに美意識が行き届いていて陰翳が美しい建築。専門家と五木氏の解説を交えながらナレーションと共に淡々と過ぎていく映像は建築という世界観に合っている。

○『新金沢百景』は大変中身の濃い番組で、もともと金沢には映像として対象になるものが豊富で、素材が凝縮している町だと思う。その環境と素材をどう料理するか、番組の手腕が試されると思った。


【出席者】
根本 博、能木場 由紀子、林 隆信、山口 正雄、直江 学美、髙島 茂樹[書面]、永井 由佳里[書面](以上審議委員、順不同)

黒河内 豊、築田 和夫、大久保 正晴、藤川 和彦、辻 雅由、蔵 宏太朗、小西 金宗
(以上テレビ金沢)

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