このページでは、テレビ金沢の番組審議会の模様をお知らせしています。
審議会は、番組の質の向上などを図るために、放送法で設置が決められているものです。

●開催日時

新型コロナウイルス感染拡大防止のため本社（役員会議室）での開催を中止とし、委員のリポート提出・公開（1月31日締切）をもって本審議会の代替とする

●議　　題

『約束の金メダル～私が見た母と姉妹の軌跡～』
令和3月12月27日（月）　午後3時53分～4時50分放送

●意　　見（要旨）

○ 川井梨紗子・友香子姉妹の生い立ちや代表決定までの道筋、決勝戦での奮闘や勝利の歓喜、そして試合後の心境に至るまで余すところなく描かれていた。

○ 姉妹の母であり良き指導者・理解者でもある初江さんを取材対象に加えたことで、親子・姉妹の絆の強さを垣間見ることができた。

○ 試合が行われるカザフスタンまで取材に赴いたことによって、姉妹や母親の貴重なコメントを収めることができ、番組の価値を高めたと思う。

○ 母の手作りである小ぶりのおにぎりが、コンディション調整の手段としてだけではなく、母と娘とのつながりを象徴するアイテムとして有効に機能していた。

○ 密着取材を担当した若手キャスターの起用は英断。局の人材育成、および番組作成方針はよかったと思う。

○「コーチの支え」に言及したナレーションがあったが、母と娘のストーリーの流れから外れた印象を受けた。母娘の関係について語ってもらうべきだった。

○ 同じ映像が繰り返し流れていた箇所があり、若干の飽きを感じた。


【出席者】（すべて書面参加）
髙島茂樹、石川憲一、能木場由紀子、林隆信、永井由佳里、幸内康、坂野洋一、直江学美（以上審議委員、順不同）