このページでは、テレビ金沢の番組審議会の模様をお知らせしています。
審議会は、番組の質の向上などを図るために、放送法で設置が決められているものです。
第318回 番組審議会
- ●開催日時
- 令和4年12月5日(月)午後3時30分~4時30分
- ●場 所
- テレビ金沢 会議室
- ●議 題
- となりのテレ金ちゃん』「これってスゴくないですか!~給食編~」
令和4年9月26日(月)、10月17日(月)、10月31(月) 午後3時53分~放送
●意 見(要旨)
○テ-マは学校給食で、その現状を伝えている。地元の食材にこだわった献立を通じ、地元の食文化を伝えようとしている。
○金沢市内に13の給食センター、1日3万6000食が作られる。調理場はまさしく工場並み。大型機器の操作は重労働で、給食愛の言葉に頭が下がる。
○「給食」に調理でなく「製造」という言葉を使うことにびっくりした。毎日3万6000食を作るのであれば「製造」に納得できた。
○配送トラックには温・冷料理の並べ方が決まっている。保温には、二重構造容器、細菌繁殖防止の光触媒装置など万全が期されている。映像で実態を初めて知ることができた。
○食育に対する子どもたちの真摯な姿勢が見える。給食に携わる人たちの努力は、もっと評価されて良いと思った。
○食育の概念は栄養バランスだけでなく、地域の産物や文化に対する意識を大事にする高い見識だと思う。学校が食の学びの場となっていることが素晴らしい。
○給食に多面的に光を当てることで、視聴者の理解、生徒たちの感謝の気持ち、保護者の安心、携わっている人たちへの励まし等々に寄与する番組となっている。
○熱々の給食と出たが、それが何度ぐらいか、調理現場を出るとき、目的校に着いたときの温度差を数字で示してほしかった。
○番組は夕方の時間帯に放映されている。一般の人たちは各職場で就業中と思われるが、どのような人たちを視聴対象と捉えているのか。