4月19日(日)7:00~7:30
シリーズ・いしかわ再発見かがやく人々①
『クール・カナザワ ~外国人が見た城下町~』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
北陸新幹線金沢開業から1か月。春という季節も手伝って、金沢を訪れる観光客がどんどん増えています。金沢の魅力を楽しみにやってくるのは日本人だけではありません。金沢市の中心部の商店街の店先に貼られている「おもてなしシール」は写真撮影や道案内、傘の貸出など多岐に渡り、その中の1つが「英語OK」。外国人観光客のための英語メニューやサービスなどに対応しています。
武蔵商店街には「インターナショナルカフェ」が誕生。英語というツールで街中に失われつつある会話や笑顔が店内に溢れています。外国人観光客がまだまだ少ない時代から受け入れてきた「村田屋旅館」は、昔ながらの風情を湛えた小ぎれいな旅館。中には気づかなければ分からないような外国人観光客に喜ばれる工夫があります。それは奥ゆかしい金沢人の人柄そのままのおもてなしです。
外国人向けフリーペーパーを発行しているデザイン会社「アーテックス」は、ガイドブックには載っていない金沢のコアな情報を発信してきました。リアルな金沢を味わってもらいたいと着地型ツアーも企画しています。
金沢から世界へ・・・人と人とをつなぐおもてなしは、言わば小さな「架け橋」。昔ながらの伝統にあぐらをかくことなく、訪れる人すべてにふるさと金沢を楽しんでもらいたい・・・金沢人のおもてなしには誇り高い文化の薫りと住む者の奥ゆかしさがキラリと光ります。
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀