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番組案内

いしかわ大百科

2015年度

 いしかわ大百科

5月31日(日)7:00~7:30
シリーズ・いしかわ再発見・かがやく人々③
『輪島塗の美意識 ~うるしがつなぐ伝統~』

◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
日本有数の漆器の産地として知られる輪島市。人口わずか3万人足らずの小さな町は、どこの産地にも負けない優美な漆器を作り続けています。輪島の銘菓・丸柚餅子の歴史は源平の時代にまでさかのぼり、輪島塗の行商人が携行食として、また手土産と配ったというもの。飴色の輝きが輪島塗の皿にのると、その美しさが一層映えます。漆黒に輝く輪島のキリコも勿論、輪島塗。能登のキリコは数あれど豪華さと手間暇のかかり具合はどこにも負けません。

そんな輪島塗で使われる漆は現在、ほとんど輪島市内では採取されていない状態。戦前までは集落の畑や田んぼの脇などに普通にあった漆の木ですが、時代の流れと共に、その姿を消していきました。しかし近年、新たに漆かき職人が誕生、雑草や低木で覆われてしまっていたかつての植栽拠点は再興の地として蘇り、数十年ぶりに漆5貫目約20㎏を採取することが出来ました。輪島でただ1軒、昔ながらの漆の精製作業である「天日黒目」をしてきた漆器工房でも、まさに数十年ぶりに地元の漆を使うことが出来、その漆でチェロを塗りました。
豊かな表現力と可能性、そして数百年の時を経ても失われないかがやきを輪島の人々は漆に見出してきました。今も息づく輪島塗の美意識とは・・・

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【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀

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