2月16日(日) 7:00〜7:30
シリーズ・いしかわミュージアム散歩⑬
『能楽ミュージアム~石川県立能楽堂・金沢能楽美術館』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
昭和47年、全国初の独立した公立能楽堂として開館した「石川県立能楽堂」 国宝「西本願寺北能舞台」を模して作られた能舞台の色艶、風格は、およそ90年という長い歳月を経て荘厳な雰囲気を醸し出しています。必要な物以外を削ぎ落とした様な舞台ですが、その中に、いくつもの演出効果が含まれています。例えば、あの世とこの世を結ぶ道の意味を持つ「橋掛かり」、正面の鏡板に描かれた松は常緑樹であるためどんな季節の演目の背景にも合わせられます。また、舞台下に埋まっている大きな甕は音を響かせる為の「スピーカー」の役割を果たしています
全国初・公立の能楽専門美術館として開館した「金沢能楽美術館」。能楽を知らない方でも楽しめる趣向を凝らした展示は県内外のみならず海外の観光客にも人気のスポット。一番人気の着装体験では、実際の能面や能装束を試着が可能、また中々、舞台では見ることが出来ない能面や能装束の隅々まで間近に見ることが出来ます。
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀