2月14日(日) 7:00〜7:30
シリーズ・石川わがまち代表⑬
『工芸王国石川~国立工芸館~』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
2020年、石川県への移転により日本海側初の国立美術館となる「国立工芸館」が開館しました。建物は、元々あった国の登録有形文化財「第九師団司令部庁舎」と「金沢偕行社」を解体移築、歴史的な建物建物自体もミュージアムです。
まず正面玄関に入るとお出迎えしてくれるのは巨大な陶芸作品。何と、3mを超える大きさで釉薬の流れ落ちるような表現が雨の多い金沢の風景と重なります。そして1階の「工芸とであう」では、工芸の技法やみどころをタッチパネルで分かり易く解説、子供から大人まで楽しめる工夫がされています。2階には金沢出身の人間国宝・松田権六の仕事場を再現、こんな狭い所で仕事をしていた!?と思ってしまいますが、小さな部屋だと風がたちにくく蒔絵などで使う金粉なども上手く扱え、手を伸ばせば使いたい道具が全て取れるという理由からだったのだとか。
工芸王国石川に新たなに誕生した国立工芸館。国内・国外一流の工芸作品を間近に見ることが出来る人気のスポットととして注目を集めています。
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀