桂谷の大スギ（加賀市指定天然記念物) 加賀市桂谷町カ58　菅原神社 ※加賀市指定文化財（天然記念物）名称は「大杉」
　幹周 719センチ（7.19メートル） 樹高38メートル　樹齢 不明
　　　　　　　　　　　（石川県巨樹の会企画・編集「改訂 石川の巨樹・巨樹林ガイド」より）
桂谷町は、殆ど森が占めている谷あいの小さな集落。位置的には、加賀温泉郷の山中温泉の北東にあり、温泉街の近くなのだが、谷が一筋違い、行き来する道がない事から、同じ加賀温泉郷の山代温泉から入っていくしかない。山代温泉の中心にある山代温泉古総湯からだとルートは幾つかあるが、分かりやすいのは温泉通りを北東の金沢方向に約450メートル進み、山代東口交差点を右折。県道11号・151号（重複区間）を約750メートル進み、大和町口交差点を右折。そこから1.6キロほど道なりに進むと桂谷町となり、そのまま更に1キロほど進むと道路右側にある神社に到着する。
スギは、苔に覆われたコンクリートの参道を進んだ先、拝殿の左手前に立っている。他の樹木に囲われて、外からではこのスギの存在は分からない。境内に入り、根元から見上げて初めてこのスギの威風堂々とした姿を見る事ができる。大杉の近くには、スダジイの巨木も立っている。