諸岡比古神社のスギ
諸岡比古神社のスギ (志賀町指定天然記念物) 志賀町二所宮大坂平94 諸岡比古神社
幹周6.18メートル 樹高25メートル 樹齢不明
(環境省 巨樹・巨木林データベースより)
志賀町二所宮は志賀町の南部の内陸に位置する東西500メートル・南北2キロほどの静かな集落。のと里山海道の上棚矢駄ICから県道46号を志賀市街方向へ1.1キロほど行き、県道233号と交わった三差路からが二所宮となる。諸岡比古神社へは、その三差路を850メートルほど直進すると道路右側に参道があり、社殿はそこから小さな丘を越えた先にある。
このスギは石段の上、社殿に向かって右手に立っている。頂部は落雷によって失われたそうだが、途中で3つに分岐していて月日が経っているためもあってかよく分からない。志賀町では一番のスギと言われており、志賀町教育委員会が設置した現地の案内板には「(前略)…この社叢は、スギ・アカマツ・オオモミジ・ヒサカキ・ヤマボウシなどの老樹や大木を交えて形成されている。そのなかにあって、古来より神木として崇められてきたこのスギは、森の王者としての風格を誇示している。」とある。