宇留地のアベマキ
宇留地のアベマキ(穴水町指定天然記念物) 穴水町宇留地マ119 宇留地神社
幹周4.3メートル 樹高33メートル
(石川県巨樹の会企画・編集「改訂 石川の巨樹・巨木林ガイド」より)
穴水町宇留地は、のと鉄道の穴水駅から西に直線で1.3キロほど、のと里山海道の越が原ICと穴水ICのほぼ中間で、道路の一部は宇留地を通過している。宇留地神社へは、穴水駅を出てすぐの穴水駅北の交差点を左折し、県道50号を道なりに進んで西福寺の門を通り過ぎたところで右に曲がると1キロほどで到着する。
アベマキは、社殿に向かって右、針葉樹林の端に立っている。「改訂 石川の巨樹・巨木林ガイド」には「アベマキは、薪炭材や樹皮をコルクとして利用するため植樹されたもので、自生のものはないといわれている。クヌギとの中間形が多い。本樹は薪炭林地帯のシンボル的存在で、神社の神木として残されてきたものであろう。」とある。