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石川県内の巨樹・桜「白山市・五十谷の大スギ」

五十谷の大スギ


五十谷の大スギ (石川県指定天然記念物) 白山市五十谷イ144 八幡神社
幹周790センチ(7.9メートル) 樹高39メートル
  (石川県巨樹の会企画・編集「改訂 石川の巨樹・巨樹林ガイド」より)
白山市五十谷町は、白山市役所鳥越市民センター(旧鳥越村役場)近くの別宮北交差点から県道44号を大日川ダム方向に約0.5キロ向かい、別所出町の三叉路を右に折れて道なりに進むと5.5キロほどで到着する。五十谷町の八幡神社は町に入って200メートルほどの道路右側。
境内に入ってまず、太い枝を水平に伸ばしたスギに圧倒される。これはスギの中でもウラスギ(アシウスギ)独特の姿だそうだ。現地案内板には「樹齢は1200年と推定される」とある。これは西暦800年ごろ、諸国行脚の弘法大師がこの地を訪れ、持っていた杖が根づいてこのスギになったという伝説によるものと思われる。信仰とこの巨樹への畏敬が合わさってこの伝説が生まれたと連想する。案内板には「比較的自然状態が良好に保たれている環境の山林中にあることから、初め実生としてブナ帯に野生したものが、周囲の薪炭林又は焼畑による開発に耐えて生き残ったものと解され、過去の植生の残存を示すものとして貴重なものである。」と記されている。このまま長く残って欲しい1本だ。

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