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石川県内の巨樹・桜「白山市・木滑新のケヤキ」

木滑新のケヤキ


木滑新のケヤキ (白山市指定天然記念物) 白山市木滑新キ45 八幡神社
白山市木滑新は、手取川に交わる支流の尾添川の合流点から3.5キロほどに及ぶ右岸側。北は高倉山までの範囲で殆どが森林。集落は国道157号が走る西側にある。
江戸時代は、ここが加賀前田家領と天領との境界付近で、集落はずれに関所が設けられていたが、1871(明治4年)に廃止され、1917(大正6年)になって八幡神社を勧請したようだ。このケヤキは、拝殿後ろにある境内林の中の斜面に立っている。環境省の巨樹・巨木林データベースによると幹周は5.0メートルとあるが、現地の案内板では4.7メートル、樹高26.0メートルとなっている。注連縄が巻かれており御神木だと推測するが、神社の勧請が大正なので、巨樹だったこのケヤキを後から神木にしたのではないか。境内林は木々が繁って暗く、幹に他の植物が着生している。樹上の日当たりは良さそうなので、すぐにどうこうということは無いかもしれないが、将来に備え手を打った方がよいように感じる。

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