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石川県内爽やかな天気に 金沢市のバラ園で秋のバラまもなく満開
11日の石川県内はこの時期らしい爽やかな天気となっています。こうした中、金沢市内のバラ園では秋のバラが咲き始めています。
県内は高気圧に覆われているものの、気圧の谷の影響を受けるところもあり、晴れまたは曇りとなっています。午前11時までの最高気温は金沢で23.4度、珠洲で23.8度と各地でこの時期らしい気温となっています。
こうした中、まもなく多くのバラが満開を迎える金沢南総合運動公園のバラ園では、訪れた人たちが友人らと散策を楽しんでいました。
訪れた人
「においも良いですし、すがすがしい気持ちで」
「珠洲で土砂で家が埋もれてしまって金沢に避難してきたんですけど、それでも友達が気晴らしに。(被災を)忘れられるこの時間」
バラは来週末に満開を迎える見込みで、その後1週間ほどが見ごろだということです。
2024.10.11 12.00 -
奥能登豪雨の農林水産被害 「地震と同水準の支援」国が方針
9月の奥能登豪雨で被害を受けた農林水産業の再建に向け、国は能登半島地震と同じ水準の支援をする方針を示しました。
今回の豪雨災害では、奥能登2市2町で約150ヘクタールの農地で農作物への被害が出たほか、石川県輪島市と珠洲市の2つの漁港でも土砂が流入する被害が確認されています。
馳知事は、11日小里 泰弘 農林水産相に豪雨被害に関する要望書を手渡しました。
小里農相は、災害復旧事業に対する国の補助率を上げることや、農業機械や農業ハウスの再建など、「元日の地震と同じ水準の支援パッケージ」を活用するとしました。
小里 泰弘 農相
「地震災害において対応した対策と同水準の対策を講じていく。将来にしっかりとつないでいけるように国として万全の支援をしてまいりたい」
また、特例として農地が浸水して収穫ができなかった作物を処分する費用も支援するとしています。
2024.10.11 11.57 -
いざ衆院選へ…被災地能登を抱える石川県 3選挙区それぞれの前哨戦を追う
15日に公示される衆議院選挙。短期決戦に臨む各陣営の動きは。石川県内の選挙区の前哨戦を追いました。
県都・金沢、石川1区。自民・立憲・維新・共産・国民・無所属の6人が出馬を予定し乱戦模様です。
知事選に出馬した馳浩 氏の後継として、3年前に初当選を果たした自民党の前職、小森卓郎 氏。今回の選挙は自民派閥の裏金問題で比例代表への重複立候補はできず、まさに背水の陣です。地震対応や総務大臣政務官を務めた実績を掲げ、議席死守を誓います。
小森卓郎 氏:
「もしもまたこの先お役目をいただけるのであれば、より大きな形で、日本のため、そしてまた皆様のために働かせていただけるものではないかというふうに思っているところであります」
その自民党の裏金問題を引き合いに政治の刷新を訴えるのは立憲民主党の新人荒井淳志 氏。3年前は小森氏に4万票の大差をつけられ落選、雪辱を果たすべく打倒自民に狙いを定めます。
荒井淳志 氏:
「裏金をもらっている皆さんに、こういう生活者の気持ち、暮らしていく人の気持ちが分かるはずがありません。生活や暮らしを支えていく、そういう政治に転換できるように全力で活動に取り組んでまいります」
そして今回、県内の小選挙区に、初めて新人を擁立したのが国民民主党。
小竹凱 氏:
「日本全体の将来が持たないというような思いから、与党でも野党でもだらしないと。新たな選択肢を作っていきたいという思いで立ち上がりました」
大手ゼネコン出身の小竹凱 氏が政治に信頼を取り戻すと意気込みます。ただ、立憲、国民民主ともに支持母体は同じ連合石川。それだけに支援が分散する懸念も。
連合石川・福田佳央 会長:
「1人区で2人どうぞ、というわけにはいかないので、推薦よりも1ランク落とした扱い(支持)というふうにさせていただきました」
こうしたなか、我こそは非自民の受け皿と議席を狙うのが維新の会の小林誠 氏。1区で唯一の金沢市議経験者として市民目線の施策を訴え、子育て世代への浸透を図ります。
小林誠 氏:
「これまでの市議会議員としての経験。子育て支援や教育の充実。そして医療や介護といった福祉の拡充。その思いをしっかりと国政に届けていきたいと思っておりますし」
一方、共産党も新人の村田茂 氏を擁立。裏金問題への自民党の対応を批判し、国民の生活を最優先にした政治への転換を訴えます。
村田茂 氏:
「金権腐敗政治の根も絶っていこうではありませんか。自民党政権、大企業からお金をもらって大企業応援の政治を続けてきた、このことが日本の政治を大きくゆがめてきたのではないでしょうか」
このほか、石川1区には新人の藤原徳英 氏も立候補を予定しています。
石川2区は、自民党の前職と、立憲民主党、共産党のあわせて3人が立候補を予定しています。
5回目の当選を目指す自民党前職の佐々木紀 氏。自民派閥の裏金問題を巡って比例代表への重複立候補ができないなか、「退路を断ってしっかり戦う」と気を引き締めます。
佐々木紀 氏:
「いかにこの信頼を取り戻していくかが大きなテーマになってくるわけでございます。私は、この国の政治を未来につなげていくためにも、政治改革、しっかり取り組んでいきたいなと思っているところでもございます」
立憲民主党新人の小山田経子 氏。2年前の参院補選、参院選にも出馬。裏金問題を引き合いに自民党に自浄作用は働かず、政治を変えるには、政権交代しかないと声を上げます。
小山田経子 氏:
「やっぱり私たち高い税金を払っています。この税金がいかに私たちに使われているか、これをしっかりとクリーンな政治にしていく私たちの政治にしていくことこそが今回の大きな政治改革大義であると」
そして、同じく新人で共産党の坂本浩 氏。裏金問題に関係した人は立候補する資格がないと断じ、共産党こそが改革の道筋を作ることができると強調します。
坂本浩 氏:
「疑惑隠し、能登切り捨て、党利党略の選挙を行ったこの石破政権に対して、退場の審判、日本共産党へのご支援でご一緒に下していこうではございませんか」
石川2区の争点の1つが、北陸新幹線の敦賀以西のルート問題。現行の「小浜ルート」に対し、南加賀では「米原ルート」を、という声が多くなってきています。
佐々木紀 氏:
「特にこの地域ではですね、米原ルートということも言われているわけでありますので、一政治家としては、私はこの米原ルートも含めた検討を国の方にしっかりと主張していきたいなと思っています」
小山田経子 氏:
「私は米原ルートを、今の同じメンバーでは絶対話が進まないので、改めて違うメンバーでテーブルで議論するということで、先を早めていきたいなという思いで」
坂本浩 氏:
「これから小浜ルートにしても米原ルートにしても莫大な税金がかかるじゃないですか。だから、今の能登の被災地の現状から考えてもね。これは中止すべきだというのが私の考え方です」
地震と豪雨で大きな被害を受けた能登「石川3区」。週末、七尾市徳田地区で開かれた祭りには毎回激戦を繰り広げる2人が参加しました。
自民党から出馬する前職の西田昭二 氏。前回、前々回と接戦を制していて今回、3回目の勝利を目指します。
西田昭二 氏:
「被災者の皆さん方が心が折れるような状況でありますけれども、しっかりとこれは元に戻していかなければなりません」
対するは立憲民主党の前職、近藤和也氏。2009年に初当選を果たすもその後は落選。前回と前々回は比例復活での当選となりました。
近藤和也 氏:
「大丈夫じゃない人の方が多いですよね。何とか皆様の大変な状況に政治が寄り添っていけるように、私もこれからもずっと頑張り続けていきたいと思います」
地震と豪雨からの復旧復興を担うことになる能登の代表を決める選挙戦。就任したばかりの石破総理や立憲の野田代表が同じ日に被災地を訪れるなど全国屈指の注目区です。ただ復旧復興最中の被災地の住民からは。
住民:
「選挙どころでないげんて。今は自分の生活に追われ、それでいいんかなと思いますね」
「選挙してる場合じゃないかもしれませんけど、でもやっぱし大事な1票なので(投票に)書きにはいきたいと思ってます」
「選挙をすることによって、復旧復興に支障が出ないような形でやってほしいなっていうのはあります」
被災地の声に対し西田氏、近藤氏の2人は複雑な胸中をのぞかせつつ、迫りくる公示日に向け覚悟を決めます。
西田昭二 氏:
「通常の選挙はできる状況ではありません。ただ、様々な形で被災者の皆さん方のご意見を伺ったり、また状況を見ながら選挙戦を進めていく。被災者の生活再建、なりわいの再生というようなことも大切でありますし、国と連携をしながら取り組みたい」
近藤和也氏:
「先月豪雨があったばかりでそれはないでしょと、そんな政治を続けていいんですかというのが一つの争点だというふうに思っています。勝たなくてはいけないですし、私がここにいるんだと、皆様の味方になって、これからも頑張っていくんだということをお示しをしていかなくてはいけない」
一方、共産党からは新人・南章治 氏が立候補を表明。被災地への復旧復興「能登の声を国政に」と声を上げます。
南章治 氏:
「度重なる災害に心が折れてしまったという被災者の声が聞こえてきます。必要な災害対策、備えはできるはずです。軍事費に8兆5千億円も税金を投入している場合ではない。被災者に寄り添い全力を尽くします」
被災地への復旧・復興に向け負けられない戦い。衆議院選挙は10月15日に公示、投開票は27日に行われます。
2024.10.10 18.58
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大麻8000万円相当の密輸企てたか スペイン国籍の男逮捕 麻薬探知犬が気づき摘発
先月、成田空港でおよそ16キロ、8000万円相当の大麻をスーツケースに隠して密輸しようとしたとして、スペイン国籍の男が逮捕されました。
東京税関によりますと、スペイン国籍のケサダ・ラオ・カルロス容疑者は先月20日、タイから成田空港に入国した際、大麻をスーツケースに隠して密輸しようとした疑いが持たれています。
摘発された大麻はおよそ16キロ、末端価格で8000万円で、スーツケースいっぱいに詰め込まれていたということです。
麻薬探知犬の「モモタロウ」が大麻のにおいに気づいたことがきっかけで摘発に至りました。
ケサダ・ラオ容疑者は調べに対し容疑を認め、「自分で使用するためと、東京のバーやクラブで誰かに売ろうとした」と話しているということです。
2024.10.11 15.04 -
【全文】大山のぶ代さん、老衰のため死去 90歳 所属事務所「親族のみの密葬で相済ませました」
テレビアニメ『ドラえもん』の声などで知られる、声優の大山のぶ代さんが9月29日に老衰のため亡くなったことを11日、所属事務所が発表しました。90歳でした。
所属事務所は、書面で「弊社所属俳優 大山のぶ代 儀 令和6年9月29日 老衰(90歳)のため永眠いたしました」と報告。
続けて、「昨今の状況下を鑑み 親族のみの密葬で相済ませました。ここに生前故人に賜りました ご厚誼に対し衷心より御礼申し上げます。ご連絡が遅くなりましたこと 深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
2024.10.11 14.22 -
愛子さま、佐賀県庁で園児らと交流 初の単独地方公務
天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは11日からお一人での初めての地方公務として佐賀県を訪問されています。佐賀県庁前から中継です。
愛子さまは佐賀県庁に1時間余り前に到着し、休憩のあと、知事の説明などを聞かれる予定です。
午前11時半ごろ、佐賀空港に到着した愛子さまは知事らの出迎えに笑顔で応じ「少し緊張しておりますが、2日間どうぞよろしくお願いたします」と挨拶されました。
訪問は開催中の国民スポーツ大会観戦のためで、愛子さまにとって初めてのお一人での地方公務です。
愛子さまは午後0時20分ごろ佐賀県庁に到着すると知事から佐賀城の説明などを聞かれました。
県庁のロビーでは地元の幼稚園児ら20人ほどが元気に出迎え、愛子さまは近づいてにこやかに声をかけられました。
愛子さま「午後は何するの?まだわからない?」
また空港や県庁の周りには愛子さまをひと目みようと朝早くから多くの人が集まり愛子さまは車の中から手を振り笑顔で応えられました。
愛子さまを見た人「かわいい」「一瞬だったんですけどお顔が見られてよかった」
愛子さまはこの後「国民スポーツ大会」の陸上競技を観戦される予定です。
2024.10.11 14.09
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