秋空を見上げて(塚田)
秋空を見上げて思い出すことがあります。
1989年秋、ベルリンの壁崩壊が大ニュースの頃でした。若手のアナウンサーだった私は、3歳下の妹の披露宴の司会をさせてもらいました。
私は以前、宮崎県の放送局で働いていました。石川から妹が遊びに来たのですが、私は休みが取れず、かわいそうですが、1日だけ一緒にいてやれませんでした。
仕方無く、妹は観光バスに一人で乗って、名所を周遊してきました。
ほとんどの乗客はカップルでしたが、ちょうど一人で来ている北海道出身の青年と意気投合しました。
それぞれ帰郷後も連絡を取り合い、結婚しました。
いまは、2人の子どもと4人家族で、愛知県で暮らしています。
もし、一日でも違っていたら。
もし、バスが一本違っていたら。
もし、私が休みを取って妹に付き添っていたら。
いまの妹家族は存在しません。
「誉のドコ行く?」の取材で秋空を見上げながら、大きなパワーに潔く任せることにしています。きょうはどんな人に出会わせて頂けますか。
さんじさん、コメントをありがとうございます。 「誉のドコ行く?」の取材は、まさに一期一会です。 約束をしないで取材に行くこと自体、失礼な、ずうずうしいことです。 それでも快く対応して下さる方のお気持ちが、身に沁みる旅です。
誉のドコ行く?を、いつも楽しみに拝見しております。 テレ金ちゃんアプリをダウンロードし、アナウンサーの皆さんのブログを見つけたので、、コメントさせて頂きます。 妹さんの、素敵なエピソードをありがとうございます。 誉のドコ行く?で、一期一会の大切さ、素晴らしさを感じていますが、私も、そのように、人と関わることを丁寧に大事にしたいと思います。
誉さん若いなあコロナ終息して奥さんと温泉旅行行けたらいいですね。
加賀市在住です。誉さんやご家族の人柄がよくわかるとても素敵なエピソードだと感じました。これからも応援しています。
こんにちは、塚田さん。宮崎県にいた頃の写真、若いですね。妹さんが宮崎県にいた頃、塚田さんはスケジュールが合わず、一緒にいてくれなかった代わりに今の旦那さんと結婚し、愛知で暮らしているんですね。ここで一句「すれ違い 妹思う 秋の空」